秋晴れの日、京都と大阪で電車ウォッチの濃厚な時間を持ちました。


本日のウオーキング歩数、約10,000歩。(万歩計持参せず)


2017年11月6日(月)




近鉄の大和西大寺駅に着きました。
伊勢志摩ライナーが停車中。
西大寺駅に停まっている伊勢志摩ライナーを初めて見ました。



西大寺駅をあとにして、橿原神宮駅に到着。
とってもローカルな感じがする、2両編成の特急がやってきました。



橿原神宮に来た目的は、大阪と奈良の吉野を結ぶ新型特急「青の交響曲(シンフォニー)を一目見るため。
間もなくやって来るようです。



全線が単線の、近鉄吉野線の路線図。
特急以外は、全て各駅停車です。



橿原神宮駅舎の風情ある屋根。
吉野線ホームは少し離れた場所にあるので、こうして駅舎の屋根を眺めることが可能なのです。



ついに、青の交響曲がやってきました。
初めて見ます。



すごくいい感じ。



客車には、バーカウンターやラウンジスペースが設けられています。


橿原神宮駅で数名のお客さんを乗せて、列車はすぐに発車。
さようなら〜。



大阪行きホームに移動して列車を待っていると、変わった列車が停車していました。
こんな列車は初めて見ます。



「はかるくん」だそうです。
帰宅して調べたら、新幹線のドクター・イエローにあたる近鉄の車両でした。



鶴橋からJRに乗り換えて、玉造駅までやってきました。
玉造駅から昼食場所へ向かう途中に、暗峠奈良街道と刻まれた石碑がありました。
この道は、かつて大阪から奈良に行くのに最短であったため、大いに利用されていた時期がありました。
私はかつて、この道を暗峠まで自転車を漕いで上がったことがありますが、あまりの坂の傾斜の強烈さに、もう大阪側からはもう二度と自転車を漕いで上がらないでおこうと決めました。
奈良側からなら、何度も自転車を漕いで暗峠まで上りました。



昼食場所に到着。



おいしいおいしいラーメンをいただきます。



昼食後、駅へ戻る途中に石碑を見つけました。
刻んであるように、かつてここには石造の橋があり、そのたもとには二件の茶屋がありました。
江戸時代には、旅立つ人と家族とがお別れする場所がここ玉造だったのです。
ちなみに。
玉造という地名は、難波宮にガラス玉などを供給する工房があったということからついた名前のようです。



説明板。



玉造駅から大阪駅まで移動。
列車ウォッチを開始。



特急・スーパーはくと。



スーパーはくとの天井に設置されたこの装置は何かというと、ディーゼルエンジンの排気口。



ディーゼルが動力なので、当然ながらパンタグラフは設置されていません。



特急・こうのとり。



大阪駅で特急などの列車を堪能。
再び近鉄に乗り変え、西大寺駅まで戻ってきました。



西大寺駅から京都方面に行く途中で、途中下車。
近鉄京都戦の宮津駅です。
ここは車庫があり大きなホームがある駅なのですが、駅自体の歴史も浅く、また近くには住宅が密集している地域もないのでとってもローカルな駅。
駅前には、お店はおろか自動販売機一つ設置されていません。
暮れ始めを迎えつつある空と、灯された緑っぽい白色の水銀灯の光とのコントラストがとってもロマンチックでした。



通過する電車や、あるいは収穫を終えた麦藁が燃やされる煙が低く流れる田園風景などを眺めながら、夕刻の時間を過ごします。



同行者と語り合っているうちにも、風景は刻一刻と変化していきます。



あと少しすると、黄昏時を迎えます。



最高の風景。
長大なホームには、私たちの他には誰もいません。



もうすこしで夜の帳に包まれる時刻になってきました。
そろそろ帰路につかなくては。





電車ウォッチって、とっても素敵です。
以前よりも、ずいぶん電車が好きになってきた気がします。





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