二日続きの積雪で、道路は大変な状態。
新年三日目ですが、妻はもう仕事で出勤。
普段なら私が休みの時には駅まで車で妻を送るのですが、積雪のため車が動かせません。
バスも動いていないようなので、駅まで妻をエスコートすることに。

駅まで妻を送ったあと、その続きで宇治公園周辺をウォーク。
いったん帰宅し、ゆっくりと過ごし後で昼食。
昼食を終えた午後からは六地蔵まで行き、六地蔵を起点に東福寺まで歩きました。
今日のウォークは、今年初の3万歩超えウォークになりました。


本日のウオーキング歩数、34,480歩、消費カロリー1,142kcal、燃焼脂肪量83.5g。


2015年1月3日(土)



自宅からJR宇治駅まで妻と共に一本ずつノルディックウォークのポールを使い、安全確保しながら雪道を歩きました。
宇治駅で妻が使っていたポールを受け取り、ポール二本を使い快調にウォーク開始。
宇治橋西詰め着。
昨日よりも積雪が多いような気がします。



平等院へ。
時刻はもう午前10時を過ぎていますが、開門されたばかりでチケット販売はまだ始まっていません。



平等院山門前の藤棚。
シーズンには藤の美しい花が咲き乱れます。



山門前。
普段とは風景が一変していて、とっても新鮮です。



世界文化遺産の平等院。












宇治川左岸がまるで雪国のような状態。



雪景色を逆光で撮ってみました。
あんまり大したことがありませんね。



この逆光はまずまず。
でも雪景色に逆行では、あまりいい写真にならないのかもしれませんね。



やっぱり順光の方がいいですね。



冬枯れの木に、雪の花がきれいに咲いています。



観光センターの屋根の雪が今にも落ちそう。



喜撰橋付近へ。



喜撰橋を渡り、塔の島へ。



塔の島も、きれいに雪化粧。



塔の島から橘島に渡り、朝霧橋を渡ります。
これほど雪が積もった朝霧橋を見るのは初めて。



右岸に渡り、恵心院境内へ。



恵心院本堂。



宇治川畔へ戻ります。



宇治神社へ。



宇治神社を通過して、宇治上神社を目指します。






世界文化遺産である宇治上神社境内へ。






境内を周ります。






宇治上神社をあとにして、京阪電車宇治駅近くの彼方神社に到着。



ここ彼方神社には、源氏物語ゆかりの椎本の古跡の碑があります。



説明。



京阪電車宇治駅前には、最近では探してもなかなか見つからなくなってしまった公衆電話ボックスがあります。



しかも、ただの公衆電話ボックスでなく・・・。



何と、電話ボックスの屋根に鳳凰が乗っかっているのです。
この電話ボックスの屋根に乗っている鳳凰は、言うまでもなく平等院鳳凰堂の屋根の鳳凰を模したもの。
この電話ボックスは、完璧な宇治バージョンの公衆電話なのです。



京阪電車宇治駅。



宇治橋へ。



旧宇治橋の三の間。
ノルディックウォークのポールが友情出演。






さて帰路に。



自宅に戻り昼食。
昼食後休憩して、六地蔵へ。
六地蔵を起点に、京都駅を目指して北上することに。
「六地蔵尊」のひとつである地蔵が安置してある大善寺へ寄ります。



大善寺をあとにして、桃山御陵の歩道へ。
午後1時過ぎという一日で一番気温が高い時間帯なのに、気温は4℃。
寒い一日です。



歩道は通過する車にぬかるんだ雪のしぶきをはねかけられる恐れがので、御陵内の参道を歩くことに。
大階段が見えています。



頭上の木々に積もった雪が融けたしずくが頭にかかり、結構体が濡れてしまいました。
そんな状態で、乃木神社に到着。
中から、ゆるキャラ「底冷雪子」ちゃんが出てきました。
カメラを向けても気づかないのか、知らんぷりで去って行ってしまいました。



乃木神社の境内へ。



乃木神社をあとにして、御香宮に到着。



御香宮では、初詣の長い列ができていました。



御香宮をあとにして更に北上。
藤森神社に到着。



藤森神社境内の手水鉢。



手水鉢の横には、台座に伝わる不思議な話が書かれた木札が掲げられています。



藤森神社をあとにして、再び北上。
名神高速道路の下をくぐります。



今朝の京都市内の積雪は22cm。
京都市街地に20cmを超える積雪があるは、実に61年ぶりだとか。
雪国ではないので、京都府南部では屋根に雪止めがついていません。
屋根の雪が一気に落下する あるいは落下しそうという非常に危険な状態を、あちこちで見かけました。



伏見稲荷前を通過。
母が元気なころには、私の子どもを連れてよくここ伏見稲荷大社に初詣に来ていました。
そんなことをふと思い出しました。



屋根に残る雪を眺めながめたりしながら、どんどん北上。



東福寺に到着。
時間の関係もあるので、今日はここまでにすることにします。



雪もかなり多く残っています。



夕陽に照らされる東福寺境内。



紅葉時期には多くの観光客でごった返すゾーン。
でも今は、ひっそりと静まり返っています。



通天橋をズーム。
さて帰路に。



帰路で電車に乗った東福寺駅。
東福寺駅は京阪電車とJRの駅がほぼ同じ敷地にあります。
その京阪東福寺駅で、何やら大声でしつこく怒鳴り散らしている声が聞こえてきました。
「俺を殴れや!」「俺は外国人やないぞ!日本人や。」「何で知らん顔をしているんや!こっちを見ろや。」云々。
しかも何度も何度も同じことを叫んでいるので、今始まったトラブルでなくもう少し前からのことのようです。
何があったか知りませんが、「新年早々情けない男だな。」と思いました。

不景気に加え、物価が上がり続けているのに賃金は多くの企業で上げることができない、それどころか賃金が下がったり、会社そのものが倒産したり、あるいは人員整理をする企業も増えているという状態。
非正規雇用も過去最高の人数になり、減少する兆しはありません。
収入が横ばいか減少、そして不安定な雇用が増えている現状があります。

年金額もまたまた下げられることに加え、将来的にも年金支給額が増える要素は、どんなにプラス要因を考慮してみても皆無。
将来的には支給年齢の引き上げや、支給金額の減額といったマイナス要因が考えられるのみ。

物価が上がるのはまさに「アベノミクス効果」そのものでしょうが、物価が上がっているのに収入が増えないので人々の生活は苦しくなる一方。
こんな状態では、今日東福寺駅で見たような人や、あるいはもっとおぞましい犯罪がますます増えることでしょう。

過去の世界の歴史を振り返っても、増税で財政悪化を解決した事例は皆無というのに、更なる消費増税が数年後には待っています。
「財政赤字だから仕方がない。」「国と地方の借金を少しでも減らさないといけないので、増税は仕方がない。」と言ういう人がいます。
でも消費税を導入し、そして税率をこうしてどんどん上げてきたのに、1円たりとも国の借金は減っていません
くだらない政治家を私達が選挙で選んでしまっているので、増税分は「公共事業」という名の無駄遣いやバラ撒きで遣われてしまっています。
ため息が出ます。

日本の今の借金である赤字国債は、1965年までは皆無でした。
でも1965年に当時の(自民党の)福田赳夫大蔵大臣が、社会党の木村禧八郎議員などの厳しい追及を無視して「建設国債」という名の赤字国債を導入。
それ以来、自民党政権が「打ち出の小槌」的に建設国債を使い始め、あっという間に国の借金が今のような状態に膨らんでしまいました。
その責任は全て、自民党とそれに同調した国会議員にあると断言できます。

昨年末の自民党圧勝という何とも情けない選挙結果のつけが、今年も今後も私達国民に長く長く押し寄せ続けます。
しかも前述のように、消費税率を8%まで上げても1円たりとも国の借金は減る様子すらない。
その意味するところは、今後の消費税率の際限なき上昇、その延長にある国民の生活苦、そして国家財政の再建道筋が全く見えないという最悪の道筋。
有権者が、もっと。
いや!もっともっと、もっともっともっと、しっかりしないと。

財政再建に関して、まず政権党の政治家がすべき最も重要なこと。
それは、財政再建をはじめとするビジョンを国民に明確に示すこと。
そのビジョンの中に徹底的な無駄削減が盛り込まれ、そしてそれを実行していく中でどうしても増税が必要なら、その時に初めて国民に増税の可否を問えばいいのです。
明確なビジョンも示さずに、「財政赤字だから。」「社会保障制度がこのままではもたない。」などと、政治家は無責任なと言葉だけを発するだけ。
情けない限り。

愚痴ばかりになったので、愚痴はもうここらでおしまい。
この1年がどんな年になるのか、三が日で感じたそのヒントらしきものは全てマイナスを予感させることばかり。
でも、未来は変えることが可能。
今年ををぜひともいい年にしないと。



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