4月の宇治発電所導水路を追うウォークで、左膝を痛めてしまいました。
いい医者を見つけることができ、リハビリ中心の治療を継続中。
で、膝の調子がかなり良くなってきたので、久々にやや長めのウォークを実行。
コースは、近鉄の「てくてくマップ 京都B」を利用し、近鉄新田辺駅〜法泉寺〜飯岡古墳群〜寿宝寺〜佐牙神社から近鉄宮津駅」。
コース自体は8kmでしたが、道の間違いを何度もしたので結局10kmほどのウォークになりました。
好天で、季節も秋真っ只中。
最高!
いい時間が持てました。
本日のウオーキング歩数、約15,000歩。(万歩計が行方不明中)。
2014年9月21日(日)
いつも通勤で利用する近鉄・新田辺駅。
今日はいつもと反対の出口から下り立ちます。
通勤の時いつもこちら側の街並みを眺めながら、「向こうに進んでいくといったい何があるんだろう・・・・。」と思っていました。
全く見たことがない風景を眺めながら歩く。
心が躍る瞬間。
伽和羅古戦場跡に到着。
説明。
何度か読んだのですが、あまり理解できませんでした。
稲が頭を垂れていました。
彼岸花(曼珠沙華)が満開を迎えていました。
防賀川に架かる、その名もロマンチックな「思い出橋」。
この橋は渡らずに、橋の手前で右に進路を変えます。
コース図では、この「出会い橋」の下をくぐるはず。
くぐります。
少し進んだところで、飛び石を利用して防賀川を渡ります。
増水して危険な時には先ほどの出会い橋まで引き返し、出会い橋を渡って向こう岸へ行く必要があります。
増水した跡は残っていたものの、幸い飛び石で渡ることができました。
遠くに同社大学の建物らしきものが見えています。
防賀川沿いをゆっくりと歩きます。
草内小学校前へ。
校内にこんなものがありました。
これは一体何だろう・・・・?
説明。
何だかとっても珍しい物で、私は初めて見ました。
先人の知恵ってすごいですね。
法泉寺へ。
法泉寺境内の十三重石塔。
重要文化財に指定されています。
法泉寺の説明。
次に咋岡(くいおか)神社へ。
ここ咋岡神社は、草路城跡だとされています。
神社前にあるカエデの木は、もう紅葉が始まっていました。
咋丘神社の説明。
鐘のようなものがありました。
草内老人会の人たちが広島原爆病院を慰問したことが縁で、原爆遺品が贈られてきたそうです。
老人会の人たちのパワーと平和への熱い思いを実感します。
素晴らしいと思います。
ただ、右側の石に刻まれている「平和」という文字は自民党政治家の文字。
自民党の政治家なんかより、老人会の誰かが書いたらよかったのに・・・・。
この鐘は今でも毎年、8月6日に平和の集いが開かれる時に鳴らされているようです。
秋を感じます。。
のどかな田園風景。
田園風景の向こうには山城大橋の姿が。
その向こうの山は比叡山。
地元の人が大切にしていることが伝わってくるような石地蔵様。
心がほぐされるような風景。
ただ、今日はこんな風景をあまり見ないことに気づきました。
こういう風景がたっぷりある山背(やましろ)古道のことを思い出しました。
明後日の秋分の日には山背古道を少し歩こうかなあ・・・・。
道を大きく間違えたようです。
地図とにらめっこしながらやっとコースに復帰することができました。
飯岡古墳群へ。
路地がある風景。
とっても素敵です。
でも、こういう風景を観るとどうしても山背古道が心に浮かびます。
コースはこれはこれで素敵なのですが、山背古道の方が圧倒的に勝ると私には思えます。
逆に言えば、私にとってはこのコースより山背古道の方がずっと好きです。
こんなものがありました。
何の装置何だろう・・・?
とってもいい感じ。
間もなく木津川畔に着くはず。
こんな所にも、先ほど訪れたのと同じ名前の「咋岡神社」がありました。
通過するだけで、蚊がプ〜ンと顔の周りを飛び回ります。
そそくさと神社前を通過します。
木津川畔に到着。
飯岡の渡し場跡。
渡し場跡にちなんだと思われる舟形休憩所。
ここから道を間違って、木津川堤防を歩き始めてしまいました。
道の間違いに気づき、木津川堤防を引き返して再び舟形休憩所へ。
そして正しいコースを歩き始めます。
日本海の原発で発電した電気を大阪方面に送る送電線が太陽の光を浴びてきれいに見えています。
ただし、全ての原発が停止している今、この送電線は無用の存在。
日本海側の原発で大事故が起こり琵琶湖のが汚染されれば、代替となる水源はありません。
そうなると関西は再起不能の打撃をこうむります。
いや、「関西」限定ではなく「日本は」かもしれません。
そんな原発を、与党や官僚や電力会社などは再稼働させようとしています。
大きな地震や火山の噴火がいつ起きてもおかしくない、地殻の活動期に入ってしまった日本。
危険極まりない原発は絶対に再稼働してはいけません。
godzillaは、原発再稼働は絶対にNO!です。
コスモスの花がきれい。
寿宝寺に到着
山本驛跡の石碑がありました。
大宝律令が成立した後に7つの官通が整備されましたが、主要道にも驛が設置され駅馬や伝馬を置くように定められました。
ここ山本驛は、古代山陰道と近江へ通じる交通の要衝として711年に設置された驛です。
草内渡し船場を案内する石碑も。
寿宝寺にお参り。
ここ寿宝寺にはしっかりと管理されたトイレがあり、フリーで使わせていただけます。
寿宝寺の説明。
山本驛跡の石碑には、道しるべも。
寿宝寺をあとにして、近鉄三山木駅付近で近鉄の高架下をくぐります。
三山木小学校横で道を間違い、引き返す途中できれいな酔芙蓉(すいふよう)の花を見つけました。
花は朝は咲いた時には白く、時間が経つにしたがってピンク色から赤へと変わっていきます。
その様子が、「さながら人がお酒を飲んで酔っていく様子と似ている。」ということから、酔芙蓉の名がついたとされています。
佐牙神社前を通過。
間もなく今日のウォークの終点。
コースの終点である、近鉄宮津駅に到着。
宮津と言うと、京都府北部の日本海側の宮津を連想しますが、京田辺市にも「宮津」と名前がつく駅があるのです。
初めて、近鉄の「てくてく まっぷ」コースを歩きました。
「京田辺のどかな散策コース」は、私の評価は100点満点で10点くらいかな。
地図が分かりにくいことと、コースでレトロを感じる風景が少なかったことがマイナスの要因。
ただしその評価は、あくまでgodzilla個人のもの。
「素晴らしい」と感じる方もおられるかと。
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