我が家の年子3人の一番上の長女が、二人目の子どもの出産で自宅に帰って来ました。
出産までさほど日もないのですが、今日は長女の一人目の子どもが大好きなアンパンマンを楽しむため、神戸のアンパンマンミュージアムへ行って来ました。

二人目の子どもの出産という大きな目的で、実家に戻ってきた長女。
実は、その長女を迎える私にも大きな変化が。

というのは、先月10月31日付けで、定年退職以降 就いていたパート勤務を退職。
11月1日からは心機一転、某自治体の臨時職員として働き始めました。
でもほどなく私にとっては「本命」とも言える仕事の話が舞い込んだので、面接試験を受けました。
その結果は、見事に合格!!

某自治体の採用担当者の方には「心から申し訳ないです <m(__)m>」 と思いつつ、採用わずか2週間で退職を申し出ました。
そして退職願は受理され、再転職。

そんな再転職をはたして半月後のアンパンマンミュージアム訪問。
色々と慌ただしかったけれど、それでもとっても充実した一日になりました。


2013年11月30日(土)




新型ヴィッツに乗り、名神高速を快走。
ただ、その名神高速ではなぜかかなり激しい飛び石があり、ボディの損傷がないかかなり心配。
それでもなんでも。
アンパンミュージアムに到着!



バイキンマンがお出迎え。
バイバイキ〜ン!
じゃなくって、今から入るっての!



当初は、私もアンパンマンミュージアムに入場する予定でした。
でも駐車場に向かう途中で神戸港に帆船日本丸が停泊しているのを見つけ、急きょ予定変更。
アンパンマンミュージアムに入るのを私だけがやめ、私は一人で帆船日本丸の見学をすることに。
アンパンマンミュージアムの色口前で、MOSAIC大観覧車を眺めます。



神戸港旧信号所(灯台)の端麗な姿。



アンパンマンミュージアム入り口近くにある雪だるまの人形も、御愛嬌。



神戸港クルーズを楽しめる客船「コンチェルト」。



MOSAIC大観覧車はそほど大きいというイメージはないのですが、真下から眺めるとかなりの迫力。



四月にここに来た時に乗ったことがある観光船が、クルーズから戻ってきたようです。



コンチェルト号の間近へ。
大きく迫力があります。



コンチェルト号では、船上結婚式やパーティーなどもできます。



戻ってきた観光船が停泊中。



神戸ポートタワー。
今年の四月に来た時に上がろうと思っていたんですが、強風で閉鎖されてしまっていて上れませんでした。
それ以来まだ、上がることは実現していません。
今は一人で神戸港ウォーク中なので、上がりません。



神戸海洋博物館前へ。



超電導電磁推進船「ヤマト1」。
超電導電磁推進船は元々、兵器にすることを念頭に各国で基礎研究が続けられてきました。
しかし、アメリカを中心とした外国は、基礎研究を続ける中で「河川の流入などで海水の塩分濃度が変化するため、十分な速度が出ない。」と結論づけ。
それでも日本の三菱は研究を続け、世界でただ1台となる実用船「ヤマト1」を製造・完成させますが、計画では時速200km出るはずの船が実際には20km以下しか出ませんでした。
この超電導電磁推進船「ヤマト1」の航行実験の結果を見て、アメリカなどは超電導電磁推進装置の研究を完全に放棄しました。
結果的に、この「ヤマト1」が世界でただ一つの超電導電磁推進船となったのです。



「ヤマト1」の船体下部後ろ側。



「揚力式複合支持船」の疾風。
揚力式複合支持船は、飛行機の速さと船の大量輸送能力の双方をいいところ取りをしたような効果を狙った船。
実際にその能力は高く、超高速で海を進むことができた。
でも残念ながら、燃料費をはじめとする運用費が航空機並みになることが分かり、一時実用化されたものの残念ならが運用コストが掛かることもあって、せっかく実用化されたものの全て廃船となってしまいます。



神戸港震災メモリアルパークへ。
1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災のことは全く忘れていません。
朝早くに激しい揺れで目覚め、そして出勤した職場のテレビで観た被害のひどさに絶句した記憶は鮮明。
ここ神戸港震災メモリアルパークでは、神戸港メリケン波止場の一部約60メートルを被災したままの姿で残されています。



メモリアルパークでは当時の状況が保存されているだけでなく、震災の教訓や、あるいは神戸港の被災の状況・復興計画・復旧の様子などを後世に伝えるため、写真、年表なども展示しています。















神戸は歴史が古い街。
こんな素敵な建物も数多くあります。



帆船「日本丸」へどんどん近づきます。
ここから先は、船舶ウオッチを楽しみながらのウォークに。
小型の警察船を発見。




CL-141「ひめぎく」型巡視艇「しらぎく」(20メートル型)。



CL-42「ひめぎく」型巡視艇「きくかぜ」(20メートル型)。



監視取締艇SS-51「おりおん」。



日本丸まで最も近づける場所に到着。
以前は日本丸のすぐ近くまで接近できたんですが、今はなぜか日本丸が停泊している場所はフェンスで囲まれた一角。
ここまでしか近づけません。
フェンス内部に出入りするゲート前に大型の土嚢が積んであったので、その上によじ登りフェンスの上部から日本丸ウォッチ。



日本丸をズーム。
乗組員やその家族らしき人の姿が見えます。



日本丸が停泊するゾーンへ行くゲートが何度も開かれ、家族らしき人が日本丸に向かっていました。
中には自転車の人も。
そんなこともあってか、日本丸の近くには自転車も多くとまっていました。



世界有数の大型帆船である日本丸船首の女神像「藍青(らんじょう)」。






日本丸の後方に客船らしき船が停泊していましたが、船名を見ると「銀河丸」と書かれていました。
帰宅して船名を基に調べて驚きました。
ディーゼル機関で動く汽船で、航海訓練船でした。
こんな大きな訓練船があるとは。
三田明が主演の映画「若い港」に出てくる練習船とは大違い。
そうそう。
「若い港」はいいですねえ・・・・。
曲をケータイに入れて時々聴いていますが、何度聴いても「いいな!」って思います。



銀河丸。
いいですねえ・・・・・。
そろそろ帰路につかなくては。
ここからだとアンパンマンミュージアムまで戻るのに20分ほどかかります。



戻る途中で、海上保安庁の巡視艇「PC55ふどう」を見かけました。
「よど型」巡視艇(消防型巡視艇)で、東日本大震災を経験したことから海上消防力の強化のため建造されました。
ウォータージェット推進が採用され、放水量も近くに停泊している同系艦の「しきなみ」の改良型ということで、「しきなみ」の二倍以上を誇っています。



日本丸に向かう時には超速歩で歩いたので気づきませんでしたが、「PC55ふどう」の近くからも日本丸がとってもよく見えていました。



神戸港の美しい夕景を眺めながらのウォークは格別。



財務省神戸税関所属の監視艇「こうべ」。



監視艇「こうべ」のレーダー。



間もなく日没。






刻一刻と変わる空の色に合わるかのように、日本丸の表情も変わります。



水産庁の漁業取締船「みかげ」。



「みかげ」は、2009年3月に竣工した高速漁業取締船です。



夕陽がガラスの向こう側から当たり、海洋少年団の訓練所にまるで電灯がともっているかのように見えます。



あと少しでモザイク。
こんな所からも、日本丸を対岸から眺めることができました。



スプラッシュを発見!
観光ツアーができる水陸両用船です。



ポートタワーがもうライトアップ。



さすが神戸。
建物に明かりがともるだけで、一段とエキゾチックさが増した気がします。



観光船のマストがきれいな色でライトアップされました。



妻の手術を決めて四月にここに来た時に乗った観光船でした。
夜にはこんなにきれいにライトアップされるんですね。



マストをズーム。



日没後の神戸港は、とってもロマンチック。



コンチェルトもライトアップ。






MOSAIC大観覧車もライトアップ。



神戸港旧信号所(灯台)もライトアップされ、その端麗な姿がますます端麗に。



さてアンパンマンミュージアムへ。
すっかり遅くなりましたが、妻や娘家族とはメールで連絡ととって打ち合わせ済み。



アンパンマンミュージアムへまで帰り着き、みんなと無事に合流。



雪だるまのモニュメントも、実に鮮やかにライトアップ。



そろそろ帰路につかなくては。



帰路につくまえに、一段と光が輝きを増したコンチェルを眺めます。




神戸訪問は、妻が腰の手術をすることを決めてから訪問した4月以来のこと。
幸いにも妻の手術は成功し、そして回復も極めて順調。
だからとっても感慨深い神戸訪問になりました。

神戸は何度訪れても素敵だなと、今日の訪問でも強く感じました。
そして、海は素敵だなってことも。



ホームに戻る
















inserted by FC2 system