夫婦で過ごす東北の旅の最終日。
八幡平、宮沢賢治の童話村、そして盛岡冷麺を楽しみました。
しっかりと充電した旅行になりました。


本日のウオーキング歩数、22,332歩。(うちエクササイズウオーク13,181歩)、消費カロリー611kcal、燃焼脂肪量35.0g。


2013年10月30日(水)




朝起きて窓から外を見ると、東北最終日の今日も雨。
宿泊したホテル東日本盛岡は、一泊朝食付き。
そこでまずは腹ごしらえ。
バイキング形式の朝食ですが、東北最終日ということもあってか今までのように食が進みません。
「並み盛」にした朝食をおいしくいただきます。
ここホテル東日本盛岡は、朝食がおいしいので有名。
特に、海鮮丼や、注文すればその場で焼いてもらえる目玉焼きやオムレツは価値あり。



食事会場の窓の下には、小学校が見えています。
早く来た子どもが、まだ学校が開いていないので校舎の軒下で時間待ちしている様子などがよく見えています。
私も定年退職までは、小学校に勤務していました。
そして定年退職後に就いたパートの仕事を明日付けで辞し、明後日からは某自治体の臨時職員として半年間働くことになります。
新しい仕事はフルタイム。
頑張らなくては!
頑張るための充電も、今回の旅行ではすることができました。



朝食を終えホテルを出発。
八幡平へのルートがいまいちよく分からなかったで、駐車場の人に尋ねました。
そるとそれはそれは懇切丁寧に教えていただきました。
そして、予定通りまずは八幡平を目指します。



八幡平はその名前から受けるイメージと異なり、かなり本格的な山のようです。



湖を発見。



驚いたことに道路脇には雪が。
まだ10月だというのに。



湖に近づきました。
とってもきれいな湖です。



どうやら昨夜に雪が降ったようです。



八幡平の駐車場に到着。
車は全く駐まっていませんが、それでも駐車場は有人で駐車料が要りました。



妻は寒いということで、駐車場敷地内にある松尾八幡平ビジターセンターでしばし暖を取ります。
私は単独で、駐車場周辺を少し歩くことに。
ここは秋田県と岩手県の県境のようです。



頂上までは一時間ほどで行けそう。
「行きたい」とちらりと思いましたが、天候をはじめとした事情が許さないので「またの機会」ってことで断念。



登山口には雪の吹き溜まりができていました。
近くには除雪車も作業中で、昨夜はかなりの雪が降ったようです。



下山開始。
「源太岩」がありました。
アスピーテラインの標高1259m地点で、急なカーブに沿って突出する岩が重なるのが源太岩。
絶好の展望ポイントなんですがあいにくの天気。
残念ながら下界の眺望はほぼ0。



通行フリーのアスピーテラインには、このようなスノーシェルターが何ヵ所もあります。
この辺りが豪雪地帯だということがよく分かる風景。



八幡平から下山して、次にやって来たのは花巻。
花巻空港から飛行機に乗るからです。
まだまだ時間があるので、宮沢賢治ゆかりの銀河ステーション「童話村」へ。



入園し、まずは「妖精の小径」へ。



園内にはこんなものがいっぱい。



園内はとってもメルヘンチック。



賢治は石が大好きだったようです。



次に山野草園へ。






何だかワクワクします。



次に行くところは、賢治の学校のようです。



建物内へ。



以下、童話村内の賢治の学校のメルヘンチックな風景。
写真でどうぞお楽しみください。
























童話村を訪問した子ども達の共同作品が展示されていました。


















大きな建物を出て、次に大きな建物の近くにいくつもある小さなログハウスへ。
「夜空の星」を眺めるコーナーがありました。



中をのぞくとこんなものが見えています。



ズーム。



いくつもあるログハウスを順番に周ります。






こんなものが中にあるログハウスも。
さてログハウスはほぼ全て見たので、次に園内で特別展が開催されている藤城清治の影絵展へ。
影絵展は撮影禁止のため、写真は残念ながら一枚もありません。



藤城清治展を心ゆくまで楽しんで、銀河ステーションをあとに。
雨が激しく降ってきましたが、まだフライトまで結構時間があります。
「どうしようか?」と妻と相談。
イーハトーブの風景のひとつであるイギリス海岸へ行こうとも考えましたが、本降りの雨のことを考えるとあまり気が進みません。

結局、花巻温泉へ行き日帰り入浴することに。
温泉は想像以上に素晴らしく、温泉はあまり好きではなかった妻も「温泉が好きになった」というほど。

そんな花巻温泉を楽しんだ後、空港に向かう途中で盛岡冷麺を食べました。
冷麺のルーツは、朝鮮半島の北西・平壌とされています。
冷麺を食べた店は韓国風焼き肉店だったので、ひょっとしたら食べたものは本場の味に近い冷麺だったかもしれません。
ただまだ準備中だったのか、のれんがかかっていたので入ったにもかかわらず、冷麺が出てきたのは注文してから数十分後。
盛岡冷麺は、そのコシの強さ・スープのコク・キムチの辛みが魅力。
出てくるまでに時間はかかったけれど、盛岡冷麺はおいしかったぁ。(*^_^*)



空港に到着したらまだ時間がありました。
京都まで戻るともうかなり遅い時間で食事も難しいので、空港で夕食を摂ることに。
冷麺だけでは足りないので。(^_^.)

空港内のレストラン「安比高原」で二人ともカレーを注文。
私は、安比高原豚を使ったカツカレーを食べました。
そしてついに旅のフィナーレ。

ひときわ雨が激しく降りしきる中、私達を乗せた飛行機が花巻空港の滑走路を進み始めました。



一万メートルを超える高度から見下ろす下界。
見えている明かりは単独の光源でなく、多数の光源の塊の場合が多いようです。
一万メートルを超える高度では、地上の小さな明かり(例えば自動車のライトなど)は単独ではほとんど見えないようです。



あっという間に大阪に到着。
飛行機は伊丹空港への着陸態勢に入りました。
6日間にわたった東北の旅が、ついに終わります。
アベック台風の影響を心配しながら伊丹空港を飛び立ったのがたった5日前とは思えないほど、実に実に多くの体験をした東北旅行でした。



初日のレポとダブりますが、新婚旅行以来行くことがかなわなかった夫婦二人だけの長期旅行。
それがやっと実現し、そして実に濃い時間を過ごしました。
ずっと行っていなかったので、今回の旅行は超豪華版。
でもこれからは、そんな豪華版でなくちょっぴりだけリッチでいいので、夫婦で旅を楽しもうと思います。

神戸の震災の実態を直に見ることができなかった私たち夫婦は、今回の東北行では津波被害の実態をぜひとも体感したいと考え、それを旅行の主目的のひとつにしました。
そこで、津波の被害が大きかった岩手県田老町で「語り部」の方の話を聴き、現地を案内してもらいました。

素晴らしい旅になりました。

それともうひとつ。
定年退職以来就いていたパート勤務。
その勤務先が、有給休暇があるのに「ない」とずっと嘘を言って私達をだましていたことを知ったので退職を決意。
旅行初日に電話で「今月末で退職する。」とパートリーダーに連絡したうえで、浄土ヶ浜ホテルから速達で退職届を郵送。
だから明日10月31日付で、そのパート勤務を退職することになります。
そして、明後日11月1日からは、幸いにも既に合格していた某自治体臨時職員の職に就くことになります。
色々とあった旅行でしたが、そんなこともありひときわ思い出深い旅になりました。



ホームに戻る
















inserted by FC2 system