夫婦で過ごす東北の旅の三日目。
一日中、奥入瀬渓流を楽しみました・
今夜も宿泊先は前夜と同じく奥入瀬渓流ホテル。
部屋の移動もなく、実にゆっくりと過ごす一日に。


本日のウオーキング歩数、13,161歩。(うちエクササイズウオーク7,745歩)、消費カロリー375kcal、燃焼脂肪量20.9g。


2013年10月27日(日)




朝起きて窓から外を見ると雨が降っています。
部屋を出て廊下へ。
雨に濡れた紅葉もおつなもの。



雨が降っているものの時おり陽が差す天候。
陽が差すと、雨に濡れた紅葉がまるで宝石のように輝きます。



朝食会場へ。
庭園を眺めながらバイキング料理を楽しみます。
今日は一日中、奥入瀬渓流ウォーク。
昼食を食べることができないかもしれないので、目いっぱい朝食を食べなくては。
昨夜の夕食と同じく朝食でもオーダーコーナーがあり、好みのものを出来立てのアツアツで食べることが可能。
私はベーコンエッグと玉子焼きをオーダー。



昨日と今日の土日二日間は、奥入瀬渓流エコロードフェスタ。
渓流の環境保全を目的としたマイカー規制が行われています。
そこでレンタカーには乗らずに、ホテルのバスでまずは「阿修羅の滝」へ。
ホテルのバスは、阿修羅の滝が終点。
阿修羅の滝を起点に、十和田湖を目指して歩き始めます。



素晴らしい紅葉時期の奥入瀬渓流。
以下、奥入瀬渓流の秋の素晴らしさを写真で紹介します。



バスを降りた時には朝からの雨はあがっていました。
でもまだ時おり雨が降るため、そのたびに傘を差さなくてはなりません。















台風のせいなのか、天候は不順。
でも時おり、こうして陽が差します。
陽が差すと、最高の状態になっている奥入瀬渓流の紅葉は輝きを増します。






離れた場所にある紅葉をズームで撮ると、こんな感じで写るんですね。
とってもいい感じ。



渓流沿いの道は、時おりこうして橋を渡って流れの反対側に至っています。






九段の滝。
この滝は奥入瀬渓流のものではなく、奥入瀬渓流に流れ込む右岸にある滝です。



銚子大滝に到着。
奥入瀬渓流唯一のこの滝は、十和田湖を徳利と考えるとちょうどここはその徳利の酒を銚子に注ぎ込む場所と考えられることから「銚子大滝」と名付けられたそうです。



濃い緑に包まれる夏の銚子大滝も素敵ですが、紅葉最高潮の今の時期の大滝も素敵。



銚子大滝の横をヨッコラショッと上がります。



五両の滝だったかな?
違う名前かもしれません。
奥入瀬渓流の滝でなく、奥入瀬渓流に流れ込む滝です。















奥入瀬渓流の最上流部分。
子の口(ねのくち)制水門です。
奥入瀬渓流の水は、このゲートから流れ出る十和田湖の水なのです。



ゲートから流れ出た水は、こうして下流へと流れていきます。
奥入瀬渓流の石や岩は苔むしたものが多いのは、水量が年中一定しているため。
水流が年中ほぼ一定している理由は、ゲートで水量調節がされている故・・・。
以前奥入瀬渓流に来た時に、そう聴いた記憶があります。



ゲートの上部は、こうして歩くことができます。
ここから左側が十和田湖、そして右側が奥入瀬渓流ということなのでしょうかね。



ゲート上から十和田湖方面を望む。
十和田湖の湖水面の標高が季節ごとに定められていること、そして東北電力が発電用に十和田湖の水を毎秒20トンの水を奥入瀬渓流とは別ルートで焼山の発電所まで流していること。
その2つの点で、実際には奥入瀬渓流の水量は決して一定でないことが分かります。



子の口制水門から見る下流。



今まで歩いてきた道を、案内看板で確認。



ズーム。



十和田湖方面。
ここから更に、十和田湖方面を目指すことに。



十和田湖畔着。
台風の動きが遅いがゆえと思われますが、風がかなり強め。
写真では分かりにくいですが、強い風にあおられた水が湖岸に打ち付けられかなり高い波が。
十和田湖畔に着くと、さすがに空腹。
子の口の店で、ソバを1杯を夫婦で分けて食べました。
さほど空腹でなかったけれど何か食べたかったのと、夫婦別々のものを食べるほどの空腹ではなかったからです。



そばを食べたところで、いったんホテルへ戻ることに。
子の口でエコロードフェスタのバスチケットを購入して、焼山まで戻りホテルへ。



部屋で少しゆっくりした後、ラウンジ「森の神話」へ。



奥入瀬渓流ホテルでは、一泊につき一つのスイーツのプレゼントを受けます。
昨日チェックインした際、二日分のスイーツのチケットをもらっていました。
その一枚を使い、ラウンジ「森の神話」でリンゴのスイーツをいただくことに。



ホテルでスイーツを食べて時計を見ると、まだ午後3時にもなっていません。
「さてどうしようか?」と迷いました。
だってさっきホテルに戻ってくるまでは、「ホテルに帰ったら風呂に入ってゆっくりしよう・・・。」と思っていましたから。
で、結局、もう少し奥入瀬渓流散策の続きをすることに。
ホテルのバスで雲井の滝まで行き、雲井の滝からホテル方面に可能なだけ歩こくことにします。
そこで、ホテル玄関からホテルのバスに乗りました。
雲井の滝に到着。



案内板で、今から行動コースの確認。
雨が時おり降る天気で、しかも午後かなり遅い時間。
石ヶ戸までは行きたいと思いますが、はてさて?



雲井の滝から下流は、流れが結構緩やか。



それでも、こんな激しい流れも。



下流は川幅も広くなっています。



下流でも渓流の素晴らしさは変わりません。












薄暗くなり始め、そして雨も再び降ってきました。
そこで、ここ馬門岩のバス停から、焼山行きのバスを移用することに。




これがおそらく馬門岩。
柱状節理ですが、こうした柱状節理は溶岩などの流動体が冷却される時にできます。
十和田湖は火山の陥没カルデラに水がたまったもので、平安時代の大噴火では京都から見る朝日がかすんで月のようだったとの記録も残っています。
その平安時代の大噴火は、過去2000年に起こった日本の噴火で最も大規模なものとされています。



馬門岩から焼山までバスで移動し、ホテルについてほっと一息。
そろそろ、お待ちかねの夕食時間!
一番左の白い皿のものは、基本のサラダ。
バイキングですが、焦らずじっくりと食べるものを品定め。
私は普段はカツオのたたきは食べないのですが、バイキングで出されたカツオのたたきは絶品!
まずは、カツオのたたきをはじめとした刺身から食べます。
今夜のオーダーバイキングは、地元産の野菜のてんぷら、奥入瀬豚のソテー、ホタテの貝柱のバター焼き。
いっただきま〜す。(*^_^*)





台風の動きをテレビニュースで見ると、どうやら日本への接近・上陸の可能性はなくなった模様。
雨が降ったりやんだりと天候は不順なものの、それでも心配していた台風の接近・上陸がなくなり嬉しい限り。
旅行出発前の心配が消え、いい旅を続けられそうです。




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