台風18号の大雨で、京都府南部は甚大な被害を受けました。
かつて例がないほどの大雨による木津川の大増水で、流れ橋も全橋げたが流失する大規模な被害。
その流れ橋の様子を、勤務終了後に観に行ってきました。

昨日は大腸内視鏡の検査を受け、そして明日は胃カメラ検査。
その合間の勤務でしたが、勤務後の久々のポタリングはいい気分転換になりました。


2013年9月18日(水)



第二京阪道路の歩行者自転車専用側道を通って木津川を渡ります。
大増水によって、木津川の川底に複雑な模様ができていました。



棚田かキノコか鍾乳洞内部のようにも見える模様が。



八幡市側の、流れ橋西詰めに到着。
流れ橋は一昨日の16日に流失しましたが、その時の泥水の泥が道路に堆積しまたたまだ乾いていませんでした。
「あおぞら」がとめてある場所は、府道281号「八幡・城陽線」の道路のど真ん中。



水のパワーのすさまじさに息をのみます。
ここ流れ橋は昨年の台風17号の増水で部分流失し、今年の4月末に開通したばかり。
再びの被災で、しかも今回は部分流失でなく、全面流失。



橋脚のみ残し、完全に流失してしまった流れ橋の姿。



流れ橋下流にロープでつながれ流れずに残っている橋板。
何か変ですが、よく観察すると橋板が等間隔ではないのです。
これは何を表しているかと言うと、大水で橋板が流されても橋板が下流に流れないよう橋脚でワイヤでつながれている橋板が流失したということ。
そしてその原因として考えられることは、橋板と橋脚とをつなぐワイヤが切れたか、あるいはワイヤがつながれた橋脚が水流に抗しきれず橋板ごと流された、その二つのうちの一つ。
いずれにしても、今回の大雨の水流が尋常ではなかったことを示しています。



八幡市側の岸辺に残っていた橋板。



流れ着いた草などが引っ掛かった橋脚。



被災した流れ橋が夕陽に美しく照らされます。



映画「タイタニック」の、陳物する船の船首をなぜか連想してしまいました。



深さが10chほどもある泥の層。



橋板が流されてしまった流れ橋。
初めて見る流れ橋の姿ではないのですが、なぜか違和感を感じます。
この風景を観て、「これが橋板が流れてしまった流れ橋だ。」とストンと心に落ちてこないのです。



久御山町側方面をズーム。



帰路に。
木津川左岸堤防への坂道を上がっていて、増水の最上部を確認。
左側の草が白くなっています。
それは、増水した水面をを表しているのです。



写真左上に、少しだけ木津川の水面が写っているのが分かるかと。
あの水面が増水時には、ここにいる「あおぞら」のフレーム上部辺りにあったのです。



八幡市側の流れ橋から撤収。



第二京阪の側道。
自転車歩行者専用道路になっています。



橋の上から流れ橋を望む。
先ほどからずっと感じていた違和感の原因が分かりました。
流れ橋が、いくつかの橋脚を失っているのです。
写真の右端を見ると、橋脚の間隔が不自然に広い場所があります。
大水は、橋板だけでなく橋板と共に橋脚さえも何本か流してしまったようです。



木津川左岸から宇治市方向を望む。



久御山町側から見る流れ橋。
橋脚のうち8本がコンクリート製。
このことゆえ「流れ橋は日本最長級の木造橋」と呼ばれます。
「日本最長」でなく「日本最長級」は、構造物の全てが木製でないゆえの呼称なのです。



すさまじかった流れが想像できる風景。



まだ分厚い泥が路面に居残っています。
足を踏み入れると、ずぶずぶと靴が沈みます。
泥の深さは7〜8cmくらいでしょうか。






日没近し。



美しい夕陽が被災した流れ橋を照らします。



いつものようなのどかな風景。



日没。
さて帰路に。
明日は胃カメラ検査ですので、夕食を早く終えなければ。





水のすさまじい威力。
今回襲来した台風18号で、そのことを改めて感じました。



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